Display
9月も残り僅かになり、ここロンドンは急に冷え込んできました。サマータイムの終わりは10月の末とはいえ、もう既に半袖で街を歩いている人の数は大分少なくなってきた今日この頃です。そんなロンドン季節に合わせる様に街に飾られているウィンドウディスプレイも四季の様に様々に移り変わっていきます。
何気なく飾られている感じですが、私はそれらが変わっていくのをいつも楽しみにしていて時には足を止めて見入ってしまう時もあります。
素敵に飾られている路面店のお店もしかりですが、やはり有名店のディスプレイは展示スペースも大きく、かかっているお金も高いだけあり質も高くとても迫力があります。
先日そんな話しを友人としていると、数名が口を揃えた様に『ハーヴィーニコルズ』の名前が挙がりました。ナィッブリッジにあるハロッズの横にあり、いわずと知れた有名百貨店です。ハロッズよりどちらかというと若者向けでファッションに力を入れているそんな印象を受けます。だからなのかは分かりませんが彼らが打ち出すディスプレイは常に前衛的で、特に質が高いと大評判の様です。賛否両論あると思いますが私も確かにそう思います。しっかり見てみるとオリジナルの世界観をそこから感じられて、なおかつ計算されているそんな印象を受けます。
空間を演出するウィンドウディスプレイはイメージ力がとても大切だと思います。
テーマと季節に合わせて想像を膨らませ演出をする彼らの仕事。
ある意味では美容師と似ているのかもしれません。
日常の視点を少し変え皆様も目の寄り道をしてみてはいかがですか?
それぞれの写真について、、、
1、Harvey Nichols
2、Beyond Retro
3、Selfridges
4、Liberty
5、Harvey Nichols
by shingo-go1979
| 2008-09-28 00:23
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