最後の街はLAです。
世界有数の観光地であり、その素晴らしい気候は世界でもトップクラスに入ります。
NYとは全く異なりますが、LAもこの気候からくる独特の陽気で少しゆるい文化とHollywoodやBiverly hillsの様なセレブな文化が共存する、非常に面白く刺激的な街であるといえるでしょう。
私はChicago→NYの後だったので、まずこの気候の良さに完全にやられてしまいました。
飛行場から外に出ると三月というのに少し生暖かい空気だったので
来ていたコートを脱ぎ、NYでたまたま見つけたA.P.Cで買った真っ赤なT-シャツのみでTaxiにのりホテルに向かっている途中に窓を開けてみると、なんとも心地良い風。
しばらくその風を楽しんでいると、少し潮の香りがしてきたと思ったらSanta Monicaの海が見えてきました。その海の近くにこんかい滞在するDouble tree hotelがあります。
LAで訪れる予定でいたBiverly hillsのサロンからは少し離れますがSanta Monicaの海沿いにありThird Promenadeも歩いて行ける距離なのと、全室Sweet room仕様で少しゆったりした作りなので、くつろぎのある空間が妙に落ち着かせてくれました。
荷物をホテルに置いて海沿いを少しふらつき、LAの暖かい太陽に癒されてから夕方ホテルに戻り、Mr.Jerryの娘さんでありLAでアンティークショップを開いているMs.Lizと彼女の友達でファッションデザイナーのShpetimと待ち合わせていたので、二人とホテルで会ってからダウンタウンに食事に向かいました。
軽く食事を済ませた後に三人で彼女の友達の家でPartyがあるからと
三人で向かった先はダウンタウンのリトル東京近くにあるデザイナーズマンションへ
場所柄かとても厳重な警備のマンションの入り口におもわず圧倒されてしまいました。
その後、、、
彼女の友達の部屋に入りかわいい犬と彼女の友達数名に軽く挨拶を交わしたあと、一息ついていると、、、そこにMs.Lizの友達でこのpartyの主催者の方が話かけてくれました。
『もし、LAでの時間に余裕があるなら私がいつも行っているサロンに行ってみてよ!彼も日本人でとても素敵なHair Salonを経営してるから、きっとあなたも気に入るはずよ!』
彼女はその場で住所を書いてくれ、そのまま明日一日同行してくれる予定のShpetimに経緯を説明し訪れる予定のHair Salonとさほど遠くない事からその場で行く事が決定しました。
その後、しばらくしてから楽しいparty会場を後にしてその日はそのままホテルに戻りベッドへ、、、
翌朝、Shpetimと共に朝からBiverly hillsのHair Salon巡りを行いました。
場所の位置関係を考えると、先に昨日のPartyで教えて頂いたHair Salonに訪れるのが良いだろうという事になったので、まずは彼女の大推薦の"Kinara SPA"へ向かいました。Melorseの近くにありながらとても落ち着いた雰囲気の彼等お店はSPAとCafeの2つに分かれていて、エステなどを楽しみながら終わったら髪をカット、セットをしその後に外の素敵なテラスでオーガニックな食事も楽しめるという日本でも最近増えてきSPA,HAIR SALON,CAFEが一体となっているトータルケアーのお店でした。
彼女を担当していたのはKojiさんと、お時間を頂きそとのテラスで話していると
どうやら日本にいた時うちの社長とHair Showで一緒になった事があったようで
Morio from londonの名前をだした途端に色々と思い出した様で嬉しそうでした。
その後、Kinara spaを後にして次の目的地であるNYで出会ったDanielの大推薦でもあるA/T Tranmpにも行き色々なお話を聞く事ができました。
ここはほぼ全てのスタッフがVidal Sassoonでのサロン経験もしくは、学校を卒業した人で構成されていて非常に高いクォリティーのサービス、技術を提供している素晴らしいサロンでた。残念ながらDanielの友達はお休みで会えませんでしたがここでも貴重なお話を聞く事ができました。
その日は他にもサロンを数店舗まわった後にホテルに戻り、そのまま軽く食事をとりそのままベットへ、、、
翌朝、今回の旅の中でMr,Goldon氏が一番しっかり見てくる様にと何度も
仰っていたVidal Sassoon Academyへの訪問が待っていました。
言わずとしれた世界で最も有名な美容師Vidal Sassoon。
その技術と歴史そして伝統を伝え続けているこのAcademyは常に多くの美容師を輩出し続けています。本場であるイギリス以外にもアメリカではここSatana MonicaそしてCanadaのAcademyが非常に有名です。
せっかくなのでこのVidal Sassoon Academyについては近いうちにまた別に書かせて貰いたいと思いますが今回のこの訪問で私の気持ちは決定してしまいました。
理由はAcademyの見学の際に見た先生と生徒の真剣な表情。
そしてここで学ばなくてはいけない運命の様なものを感じたからです。
これはChicagoやNYでのAcademy訪問では感じられないものでした。
その数日後、、、
色々とお世話になった方々に別れを告げLAを去る飛行機の中で、すでに気持ちは決まっていましたが、色々な不安と希望が渦巻いていたのも確かでした。
英語力の不安や自分の技術力の不安、また海外での生活に順応出来るかなど考えだすと、キリがない様に思えました。しかしその度の励ましてくれたのは会社の先輩や同期の仲間達そして何より自分の夢を叶えたいと言う自分自身の強い気持ちでした。
今回の旅の模様をそして自分の希望を添えて会社に提出し、それから幾度となく社長を含めマネージャーとミーティングをとりMr.goldon氏ともやり取りを行い、数ヶ月後再びChicago、LAの地を踏む事になります。
Chicagoでは2ヶ月不安だった英語を学び、それから念願だったV.S.Aへ向かう為にLAに渡りました、、、
さて、
かなり長くなりましたがいままでの経緯まとめて書かせて頂きました。
いま現在は帰国予定の2007年3月下旬までHair makeの仕事をLAを拠点に行っています。
これからも色々な世界を見ながら美容という仕事に結びつけていけたらと思っています。そして多くの人と出会い沢山の方を喜ばせ続けていける様に日々頑張っていきたいと思います。少しでも美容師という職業に興味のある方、又またまだまだ一部ですが世界の美容に興味がある方やすでに何処かで何かしらの形で個人の世界を持ち頑張ってる方、是非コメントを残し下さい。
私もまだブログ初心者ですがこの場を通して多くの方とつながっていけたら幸いです。
不定期での更新になると思いますが、皆さんがゆったりと楽しめて何かを発見出来る様なそんなブログにしてゆきたいと思っていますので2007年もどうぞ宜しくお願いします。
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by shingo-go1979
| 2007-01-20 11:07
| Profile
皆さん、年の初めにする事といえば何を思い浮かべますか?
羽子板、蹴鞠、かるた、百人一首、書初め、、、etc
っと色々と出て来る事と思います。
ここSanta Monicaでも新春の気持ちに浸るべく
友達のじゅーりちゃんとちょっと変わった書初め大会を行いました。
どんな風に変わっているかというと、、、
文字を紙の上に書くのではなく、、、砂の上に書いてみました。
一月の最初の週末の午後。
じゅーりちゃんとお昼を食べながらイメージを固めた後にそのまま海へ向かいました。
持っていたものはデジカメとイメージを書いた小さなメモを一つ。
この日は少し曇っていたのもあって人が少なく砂浜が綺麗で書初めには
持ってこいの日でした。
最初は『この場所は使ってこれを書いて、、、こうしてみよう、、、あーしてみようetc』
色々とお互いに言いあっていたんですが、しばらくすると言葉はいらなくなりました。
人が少なく定期的に聞こえてくるは波の音、、、カモメの鳴き声、、、そんな音達が周りを包んでくれたお陰で、いつも以上に集中してなかなか面白い物が出来ました!
場所を砂浜から海辺に移してみると、引き潮のお陰で色んな色の石が海から顔をだしていました。
天然の石とは思えない様なビビットな色の石達、、、余りにかわいいので今度はそのまま色々と集めて今度は文字に変えてみました。
大きな石、小さな石、デコボコした石、ツルツルの石、、、全て違う石なのに色々と揃うと不思議な統一感が生まれます。
再び無言で文字を作る為に石を集めていると、突然後ろから叫び声が、、、
驚いて振り返ってみるとじゅ-りちゃんのコンバースが海水でビショビショになってました。
どうやらかわいい石をとり海に近づき過ぎて、戻りきれずにコンバースが犠牲になってしまった模様、、、
思わずお互いに大笑い!!
そんなハプニングも起こりながらなんとか無事に完成。
せっかくなのでコンバース君にも出演してもらいました。
たまたま通りかかった人達も気がつけば隣で石を集め始めたりと不思議な交流も
ありながら新年最初の書初めも無事に終了しました。
『資源を無駄に使わずに形に残る』そんなアートの形がこれからは増えてくるのでは?なんて思った1月の週末でした。
皆さんも機会があったら是非海へ出掛けてみてチャレンジしてみて下さい。
でも、深追いには気をつけて下さいね!!
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by shingo-go1979
| 2007-01-10 17:20
| Journal